幼い時から母が縫った着物で育ちました。でも大人になるにつれてどんどん眺めてみる時間へと変わりました。そのような時、大量の着物がロープでくくられて、まるで捨てられるかのようにしてコンテナ船で海外へ運ばれていく所を見ました。そのほとんどが、他の国のどのシルクにも負けない、とても良質な正絹でした。胸が痛くなりました。そして、それらを日常で楽しめるアイテムへと新しく生まれ変わらせれば、きっと素敵なものになるはずと思い、何人もの作家さんやデザイナーさんに頼んでの着物リメイクの洋服作りを始めました。それらの何着かを出品させていただきます。
この作品は、一竹工房のものです。幻の染め物と言われていた辻が花染めを独自の製法で復興させた初代久保田一竹氏の手掛けた一竹辻が花の訪問着を、デザイナーの先生に頼みリメイクしたものです(「一竹」との落款あり)。
辻が花染めを配した銀通しの生地は、繊細で静かに煌めく輝きをもち、幻想的な美しさです。光の当たり方によって変わる輝きが、エレガントな魅力と深みを与え、華やかな存在感を放ちます。フォーマルなお席はもちろん普段使いにも幅広く着用できるのが魅力だと思います。
色: 日本の伝統色で言えば、澄み切った空のように清らかなイメージ、どこまでも続く空を連想させ広々とした気持ちになるイメージ、宇宙のような神秘的な雰囲気のイメージの天色「あまいろ」がふさわしいかと思います。
サイズ:一応フリーサイズですが、実寸は以下のとおりです。総裏付きです。
(前を開けて着ることも想定しておりますので、胸幅については後ろの幅でご確認ください。袖先にはスリットがあり、折れば紺色がでます。襟の裏の紺色と調和がとれるようにしております)
着丈 103㎝
肩幅 40㎝
袖丈 54.5㎝
後ろ幅 53㎝
総裏地付き
未使用の訪問着をときましたので、前身頃に1箇所針あなの跡、裏地背中に小さなシミあとが残りましたので、上記の金額にさせて頂きました。
極めて上質な重厚な生地ですので、画像には皺にも似たふくらみが出てしまいました。実際は画像以上に素敵ですので、お気に召された方や着ていただける方がいらっしゃいましたらご検討のほどよろしくお願いいたします。
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